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聖ベルナール小伝 [Medieval Spirituality]


ピエール・リシェ(稲垣良典・秋山知子訳)
聖ベルナール小伝
創文社 1994年 164頁

訃報の使者
運命の中へ
クレルヴォー修道院長として
改革者ベルナール
最後の日々
聖ベルナール著作抄録

訳註
解説
参考文献
訳者あとがき
地図
聖ベルナール年譜

Pierre Riché
Petite vie de St Bernard.
Paris: Desclée de Brouwer, 1989, 108 p.

* * * * * * * * * *

霊性史でこれだけ著名でありながら、日本語で読めるベルナールの情報は少ない。あとがきで訳者の洗礼名が「ベルナルドゥス」であると知る。

単著では、
池田敏雄『乳と蜜の流るる博士 聖ベルナルド』(中央出版社グロリア文庫 1976), 148頁

論文として、
駒田亜紀子「聖ベルナルドゥスと所期シトー会の言説における「聖像論争」」『西洋美術研究』6(2001), 140-45頁
木の脇悦郎「ベルナルドゥスの自由意志論」『神学研究』47(2000), 67-82頁
中軽米明子「『サン・ベルナール書簡集』の構成から見たサン・ベルナールの《VITA contemplativa》と《VITA activa》」『中世思想研究』42(2000), 67-78頁
矢内義顕「修道院神学とマリア論」『比較思想研究』25(1998), 16-22頁
中軽米明子「『サン・ベルナール書簡集』corpus epistolarumに関して 新しいベルナール像を求めて(1)(2)」『史淵』135(1998), 107-23頁 & 136(1999), 57-78頁
稲垣良典「クレルヴォーのベルナルドゥスにおける恩寵と人間自由」『中世思想研究』37(1995)119-28頁
杉崎泰一郎「ベルナールの「アプロギア」について」『基督教学』28(1993), 1-15頁
山崎寿夫「「神に対する友愛について」 ベルナルドゥスの愛神訓とキリスト教的友愛の意味の研究」『カトリック研究』22(1973), 80-123頁
山崎寿夫「「12世紀ヨーロッパのキマイラ」 聖ベルナルドゥスの精神史的位置付けと愛の問題の探求」『上智史学』6(1962)

そういえば、
中沢新一『蜜の流れる博士』(せりか書房 1989), 370頁
というのもあったか。

ベルナールによるテクストとして、
金子晴勇訳『キリスト教神秘主義著作集2 ベルナール』(教文館 2005), 418頁に
「神を愛することについて」と「雅歌についての説教」

上智中世思想研究所編『中世思想原典集成10 修道院神学』(平凡社 1997), 728頁に
「主日・祝日説教集」、「ギョーム修道院長への弁明」、「恩恵と自由意志について」

山下房三郎訳『われ神を愛す』(あかし書房 1976), 334頁
山下房三郎訳『雅歌について』4巻(あかし書房 1977-96)
山下房三郎訳『聖母の歌手』(あかし書房 1988), 293頁

古川勲訳『謙遜と傲慢の段階について』(あかし書房 1981), 146頁
古川勲訳『神への愛について』(あかし書房 1982), 117頁
古川勲訳『おとめなる母をたたえる』(あかし書房 1983), 118頁
古川勲訳『熟慮について 教皇福者エウゼニオ三世あての書簡』(中央出版社 1984),196頁

笹谷道雄訳『愛神訓』(ドン・ボスコ社 1940), 112頁

上野正二訳「恩寵と自由意志(正)(続)」『大分県立芸術文化短期大学研究紀要』38(2000), 15-31頁 & 39(2001), 39-52頁

近刊に、
G・デュビー(中軽米明子訳)『聖ベルナール シトー会の芸術』(知泉書館)
(Georges Duby, Saint Bernard, art cistercien. Paris: Arts et metiers graphiques, 1976, 220 p.)

がある。原著は良い本だと思う。中世史に関心のある人間でデュビーの名を知らない者などいないだろうが、パリへ移る前はエクス・アン・プロヴァンス大学の教授で、先日逝去した木村尚三郎の師であった。

ベルナールの属すシトー会に関しては、
ルイス・J・レッカイ(朝倉文市・函館トラピスチヌ訳)『シトー会修道院』(平凡社 1989), 635頁

が標準的か。


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