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中世キリスト教の典礼と音楽 [Liturgy & Music]


J・ハーパー(佐々木勉・那須輝彦訳)
中世キリスト教の典礼と音楽
教文館 2000年 339+61頁

謝辞
はじめに

第一部 西方教会における典礼
序章 典礼とはなにか
第一章 キリスト教会の典礼の形成 歴史的概要
第二章 中世の教会と典礼

第二部
第三章 典礼暦年と教会暦
第四章 典礼のための諸書
第五章 詩編と詩編唱集
第六章 聖務日課
第七章 ミサ
第八章 行列とそのほかの付加的な儀式
第九章 聖週間と復活祭

第三部 宗教改革以降
第十章 トリエント改革
第十一章 英国国教会の典礼(1549-1662)

付録1 教会暦上の主要な典礼季節と祝日
付録2 詩編唱集
付録3 頻出する聖歌の歌詞対訳

訳者あとがき
参考文献一覧
教会用語集
訳語対照表
索引

John Harper
The Forms and Orders of Western Liturgy from the Tenth to the Eighteenth Century: A Historical Introduction and Guide for Students and Musicians.
Oxford: Clarendon Press, 1991, xiii+337 p.

* * * * * * * * * *

翻訳では原著にあった「中世の典礼書の現代校訂版やファクシミリ版の内容と構成を詳説した実践編」である第四部を割愛。

定訳のない教会用語の訳語として、本書は二つの原則を立てる。
1.ミサ通常文やカンティクムの各曲のように、楽語ともみなし得る用語、およびそのほかの、やはり式文全体をさすものとして用語化しているラテン語の冒頭語は、ラテン語のカナ表記とする。
2.訳語を用いる場合には、原則として第二ヴァティカン公会議以前の日本のカトリック教会である程度一般的だったと考えられる旧称を優先的に用いる。ただし第十一章では、日本聖公会(英国国教会系教派)の文語祈祷書の表現を用いる。その際、整合をはかるため、それ以前の章で用いた該当語を[ ]で補記する。なお「詩篇」の字は用いず、翻訳書全体を通じて「詩編」で統一する。

カトリック典礼用語の手頃な参考書として、
小林珍雄『キリスト教用語辞典』(東京堂出版 1954)
川口洋『キリスト教用語独和小事典』(同学社 1996)

川口の小事典は紙数の関係で当初の項目数を大幅に減らしたらしい。もったいない。小林の辞書には本当にお世話になった。若い頃はこれがなければ教会史の研究書が読めなかった。

教会史の用語辞典といえば、上智大学から出版されている『新カトリック大事典』。確かに使えるが、3巻までしか目にしていない。最終巻はいつ出るのだろう。デジタルデータもあるのだろうから、CDロムバージョンも出してほしい。


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